血液検査・尿検査

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糖尿病は、病名の漢字の通り、おしっこ(尿)に糖がでます(尿糖)。

尿糖が出るということは、その前の血糖値は160-180程度あったということで、空腹時ならば、間違いなく糖尿病の診断(空腹時血糖>126で糖尿病です)がつきます。

ひなた内科では、尿糖の検査に加え、合併症である腎症の進行度を判定できる尿中微量アルブミン尿たんぱくの検査も院内で行えます。また、採血検査では、血糖値のみならず、1から2か月の血糖値の平均とされているHbA1cも院内で測定し、あわせて約15分くらいで結果が出ますので、その日のうちに確認し、治療の目安とします。

さらに、肝機能や腎機能、貧血といった一般的な検査も合わせて行うことができます。さらに、糖尿病の患者様は、脂質異常を合併していることも少なくなく、悪玉コレステロール(LDL)、中性脂肪(TG)のコントロールとそれが多いこと等によって肝機能障害(脂肪肝)等もおこりやすいので、それらを血液検査でしっかりと確認をさせていただきます。

検査機器のご紹介

HbA1c+尿中微量アルブミン測定器 SIEMENS DCA Vantage
HbA1c+尿中微量アルブミン測定器 SIEMENS DCA Vantage 糖尿病の治療には血糖値のみならず血糖の1から2カ月の平均値にあたるHbA1cが重要です。また、糖尿病腎症の評価の初期の段階で尿中微量アルブミンというのが、病期を決める基準のひとつになっております。ひなた内科では、これらの検査をあわせて約15分で即日結果を説明でき、腎症等の合併症を含めた糖尿病の現状をふまえて総合的に治療する事が出来ます。

尿化学分析装置 三和化学 Visualreader II
尿化学分析装置 三和化学 Visualreader II 尿定性検査(尿糖、尿タンパク、尿潜血)は通常の検診などでも一般的ですが、それをより正確に分析する装置がこの器械です。糖尿病の合併症(糖尿病腎症)の病期診断に必要な尿タンパクを始め、そもそも糖尿病自体の診断につながる尿糖の有無、そして、腎・泌尿器科的疾患の診断に関連する尿潜血などを簡単に調べる事ができ、診断・治療の重要な指標となります。

全自動血球計数機 日本光電 Celltac α
全自動血球計数機 日本光電 Celltac α 血算(白血球、赤血球、血小板)という血液検査がありますが、白血球は免疫に関連し、赤血球は酸素を運ぶもので、これが少ない場合を貧血と言います。そして、血小板は止血をするものです。内科では糖尿病を含めて、この血算が合併症の評価(感染、貧血、肝機能障害など)に有効です。ひなた内科では、この検査を約60秒で測定し、診察時に患者様に説明しています。

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