糖尿病のみならず、動脈硬化の原因となるものに、高血圧、脂質異常症(以前は高脂血症と言われていました)があります。
残念ながら、糖尿病患者様にはこの2つを合併している場合も少なくなく、合わせて総合的な治療が必要です。糖尿病、脂質異常による合併症の進行は年単位と考えられますが、特に血圧に関しましては、収縮期/160、拡張期/100以上を放っておくと、月単位で心筋梗塞、脳梗塞の合併症がおこりやすく、その他、眼等にも影響が現れるとされています。
「降圧剤を始めるとやめられない?」とご心配になられる患者様もいらっしゃいますが、まずは現状の把握と日常生活での改善できるかどうかをご相談させていただき、その上で、患者様の健康に一番あった治療を提案させていただきたいと思います。
ひなた内科では、診断させていただいた後は、高血圧、脂質異常症も含めた総合的治療をおこない、患者様が動脈硬化の合併症を起こさないよう、最先端の治療もふまえて診療していきます。血管年齢の検査や頸動脈エコーでの動脈硬化の評価なども、比較的短時間(10〜15分程度)で当日行うことも可能です。